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年
2
月
2 1
日
株式会社日本格付研究所(
JCR
)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
株式会社大分銀行
(証券コード:8392)
【据置】
長期発行体格付
A+
格付の見通し
安定的
■格付事由
(1)
大分県を主要地盤とする資金量約
2.9
兆円の地方銀行。県内では預貸金ともに
4
割超と高いシェアを維持
している。格付は、地元における強固な事業基盤と良好な資本水準に支えられている。一旦改善に向かっ
たコア業務純益は、低金利環境が続くなか再度減少局面に入っているが、当面その水準が大きく落ち込む
可能性は低いと
JCR
は考えている。
(2)
収益性の高い貸出ポートフォリオへの転換を進めてきたことが奏功し、コア業務粗利益は
15/3
期以降回
復傾向にあったが、17/3
期は県内事業性貸出の伸びが鈍化したことによって再び減少に転じた。ただ、
経費の削減などもあって
ROA(コア業務純益ベース)は
0.3%程度を維持している。収益環境は引き続き
厳しく、今後コア業務純益は弱含むことが想定されるものの、貸出金利回りの低下が小幅にとどまってい
ることや、システムコストの減少が利益の落ち込みを緩和するとみられる。利回りの確保と地元の中小企
業向けを軸とした貸出金のボリューム拡大を両立するとともに、フィービジネスの増強などを通して収益
を回復させることが課題である。
(3)
金融再生法開示債権比率は年々改善しているものの、17
年
9
月末で
3.03%と若干見劣りする水準である。
ただし、大口貸出先を中心に
DCF
法を適用するなど引当は保守的に実施しており、引当金の戻入もあっ
て与信費用は抑制されている。保守的な引当を考慮すると当面の与信費用は低水準で推移するとみている。
有価証券運用においては外貨建外債や債券ファンドの残高を増やしてきたため金利リスクは資本対比でや
や大きいが、今後は金利リスク量を現状程度の水準にとどめる方針である。
(4)
一般貸倒引当金などを控除した調整後の連結コア資本比率は、17
年
9
月末で
10%台後半と格付「A+」の
地銀の中で比較的良好な水準にある。低位での推移を見込む与信費用を勘案すると、引き続き内部留保の
蓄積が進むと考えている。
(担当)阪口
健吾・松澤
弘太
■格付対象
発行体:株式会社大分銀行
【据置】
対象 格付 見通し
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1.
信用格付を付与した年月日
:
2018
年
2
月
16
日
2.
信用格付の付与について代表して責任を有する者
:松村
省三
主任格付アナリスト
:阪口
健吾
3.
評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、
JCR
のホームページ(
https://www.jcr.co.jp/
)の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」
(
2014
年
1
月
6
日)として掲載している。
4.
信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、
JCR
のホームページ(
https://www.jcr.co.jp/
)の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」
(
2014
年
11
月
7
日)
、
「銀行等」
(
2014
年
5
月
8
日)として掲載している。
5.
格付関係者:
(発行体・債務者等)
株式会社大分銀行
6.
本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての
JCR
の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、
JCR
が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7.
本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・
格付関係者が提供した監査済財務諸表
・
格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8.
利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
JCR
は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9.
JCR
に対して直近
1
年以内に講じられた監督上の措置
:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NRSRO 登録状況
JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(https://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。